玉川グリーンホームです。
本日9月1日は、玉川グリーンホームの開設記念日に当たります!!

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1989年(平成元年)9月1日(金曜日)晴天の空のもと、当時は措置制度であったので、厚木市福祉事務所の方に伴われて最初の入所者であるS様ご夫妻をお迎えし高齢者福祉施設としての歩みが始まりました。

29年が経過する中では、制度や社会情勢など周りを取り巻く環境は大きく変わり、それに合わせて求められる役割も変化してきました。

かつてのゴールドプランや新ゴールドプランでは「寝たきりゼロの推進」が掲げられ、それはイコール身体的ケアに重きがおかれ認知症(当時は“痴呆”)などの精神的なケアはあまり考えられていなかったことの表れとも言えます。
平成9年に法律が成立した介護保険制度も、検討自体はゴールドプランが進められた平成6年頃からだったので、制度が始まった当初は認知症の方の要介護認定が随分低く見られたりと不安に感じた事もありました。
それでも、世界に類を見ないスピードで高齢化が進む国内の情勢に対応するため、制度も進化を続けなければなりませんし、私ども現場の人間も変化に対応をしなければなりません。

開設当初55床(内、ショートステイ5床)であった玉川グリーンホームは2度の増築を行い現在120床となり、デイサービスやホームヘルプサービス、居宅介護支援や配食のサービスも行っています。
また玉川グリーンホームを法人の旗艦施設として築いた経験を基に、高松山グリーンホーム、愛甲グリーンホームの両グループホーム、そしてサービス付き高齢者向け住宅である小町山グリーンホームの開設、厚木市の委託である玉川・森の里地域包括支援センターの運営など事業の幅を広げてまいりました。
これらは全て「お年寄りが生きがいを持って安心して暮らせる施設をつくりたい」と、玉川グリーンホーム開設に込められた想いに基づくものでありこれからも変わる事はありません。

様々な変化や社会としての不安要素はいつの時代も発生すると思いますが、社会福祉法人・社会福祉施設として入所者ご利用者の皆さん、そして地域の皆さんの安心のために尽くさなければなりません。
それを忘れる事無く役職員一同今後も研鑽努力を続けますので、変わらぬご指導の程宜しくお願い致します!

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